自分の身体とは長年付き合ってきており、やたら手の汗が多くても「汗っかきの体質」で片付けていた。
あきらめていたことだが、初めて自分の症状名を知った。
結構悩んでる人多かったのか。知らなかった。
自分も手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)。上記のレベル別で言うと、レベル2~3。
常に湿っていて、特に何かに集中してるとぼたぼたと垂れてくる。
普通に生活してても超困る。
良い機会なので、手掌多汗症の困る点と治療法について調べたことを簡単にまとめてみた。
手掌多汗症は何が困る?
困る点としては、たとえば・・・
- 紙に何か書いていると、紙がしわしわになる。おまけに角が丸まってしまう。ハンカチ禁止の筆記試験なんて大変。
- ゲームのコントローラがびっしょりになって、交代するときに超嫌がられる。ゲーセンでも同様。
- マウス握ってると、びっしょりになる。仕事でも人のマウスに触れない。
- キーボードのパームレストがすごい湿って汗臭くなる。机に水たまりができることも。
- ギター弾くと弦が錆びる。
- 人の手を握ったりすると汗が冷えて冷たい。相手も冷たい。
- ハイタッチすると手が濡れててびっくりされる。
- 面接とかするとズボンの太股の部分の色が変わる
- ポケットに手を入れていると、ジャケットが湿る。
とにかく集中したり神経が緊張すると一気に汗があふれてくる。
さらさらなのは冬の乾燥する時期くらい。常にしっとりうるうるで、ハンドクリームなんて全く必要なし。
そして冬に乾燥期になり、脱皮する(掌の皮がごっそりむける)。
「汗をかくだけ」だけれど、手は他のモノにアクセスすることが多いインターフェースである。
それだけに、常に濡れているという状態は大変に困るのだ。
手術で治す
とりあえず治す方法を調べてみた。治療法は多岐にわたるけれど、手術・薬物・精神辺りが主な対処法だそうな。
まずは手術。
手術の方法としては、内視鏡を胸腔に入れ、交感神経を切断する。
交感神経が活性化されすぎることが原因となるので、その機能を弱めるのが目的らしい。
効果は確実だけど、代償性発汗(手汗が止まった分他の汗が多くなる)という副作用が起こるとのこと。
すぐに効果が現れるので、急いで治したい時はこれかな。神経切断って響きが恐ろしげだけど。
四谷メディカルキューブ > 手術について > 話題の医療を医師が解説 > 多汗症とは
薬で治す
トフィソバム(自律神経調整剤)、臭化プロパンテリンといった内服薬、塩化アルミニウムを含む塗布薬、ボトックスを注射する他、漢方なんてのもあるらしい。
薬物治療は継続して投与する必要があるそうだ。
制汗剤の塗布や内服薬、注射に漢方なんてのもあるみたい。
多汗症治療:マグノリア皮膚科クリニック
手多汗症(手掌多汗症・手しょう多汗症)治療で手のひら快適:漢方薬で多汗症治療 - livedoor Blog(ブログ)
精神的に治す
手掌多汗症は、緊張した時に異常な量の汗が出る。つまり恐怖のために発汗してる(いわゆる冷や汗)と同じってことなのかな?
神経質な性格だと、余計にひどいようだ。
神経質な性格ゆえに不安・恐怖を感じることが多い→汗びっしょり→余計に焦る→さらに汗びっしょり
というサイクル。余計に焦るってのは、汗びっしょりになることで「嫌がられないかな」「変に思われる」といった恐怖の要因が増えるということ。対人恐怖症とかあがり症の症状の一つとして考えることも多いとか。
神経症や神経質な性格の治療として、森田療法という治療法がある。
神経症(不安障害)と森田療法~財団法人メンタルヘルス岡本記念財団
うつ病・神経症・心身症 | 正しい知識を持って対処をしましょう : 症状・治療 - セルフドクターネット
自力で治す
自分でできる治療法もあるみたい。根気よく続ける必要はあるようだ。
爪もみとか呼吸法とか・・・東洋医学的なものなのかな?
その他生活指導 「爪もみ療法」
自分でてきる治療法…手掌多汗症で悩まない(わきが多汗症研究所)
気長にやろうよ
さて、困っている点と治療法について列挙した。ちょっと検索した結果なので、間違ったことが書いてあったら教えていただけるとありがたい。
これらをふまえた自分の考えとしては・・・気長にやろうかなと思う。
手術・薬物は副作用もあり、ちょっと手を出す勇気がない。
これまで長い時間をかけて、今の自分に慣れてきた。治せるものなら治したいが、その代償があまりに大きいならば躊躇してしまう。
特に神経に作用する薬に関しては断固拒否。副作用で大変な目にあった人が身近にいるから。
やるなら精神療法だろうか。「神経質な性格の特徴」に見事に当てはまっているし。
結局、不安・恐怖を感じやすい性質ならば、交感神経は刺激され続ける。
たとえ手から汗をかかなくなっても、不安・緊張を感じれば汗はかく。
根本的に解決するためには、不安・緊張を感じにくくするのが一番じゃないだろうか?
具体的にはこんなプラン
自分ならどう治していくか?
不安・緊張を感じにくくするといっても、手から汗が垂れてくること自体がストレスになってしまう。
日常生活でもストレスを感じることは多いはず。
ならば・・・一時的に汗を抑えたりして、ストレスをなるべく減らせる環境を用意し、自分の気の持ち方を変えるようにするって感じか。
- 市販の制汗剤やハンカチなどで、できるだけ汗を出さないようにする。
- 環境を変える。ストレスをなるべく感じないように。仕事・家庭の問題への解決方法を考え、実行する。
- 神経質的な性格をどうにかする。カウンセリングを受けたり、自己啓発したり。考え方や視点を変えてみる。
- なるべく手汗を気にしないようにする。わかってくれる人はちゃんとわかってくれるし、誰でも手に汗にぎるよね。
手汗を気にしないようにするっていうのが難しい。森田療法っぽく考えてみる。
手に汗をかくのは「自分が緊張している」から。神経質なので、不安/緊張を感じるまでのボーダーが低く、ささいな不安でも緊張してしまう。
でも他の人からみれば「なんでそんなに汗かいてるの?」となってしまう。
この言葉や目線(思いこみの場合も多い)で「自分は変だ。おかしいんだ。」と思い、さらに緊張してしまう悪循環。
まずは「こんなに汗をかくくらい自分は緊張/集中してるんだ!緊張すればみんな汗かくよね!」とか考えるようにしてみよう。
そうすることで「手汗がひどい」という不安に苛まれなくて済む。そのことが自信に繋がる。
自信は不安を退け、汗もかかなくなる・・・なんて感じで、いい循環を生んでいこう。
終わりに
以上、手掌多汗症の困る点、治療法、それに対する自分の考えをまとめてみた。
他の色々な症状でも言えることだけど、
症状を持つ人自身も周りの人も、症状を正しく理解し、受け入れていくことが大切。症状とうまく付き合っていきましょう。
どうしても困ったら、誰かに相談してみるのもいいかも。病院はもちろん、こんなのもある。
多汗症.COM-汗のお悩み対策・治療コミュニティー







はじめまして、じょなさんといいます。
検索サイトからここにきました。
おじゃまさせていただいております。
ブログ読んでまんま今のボクと同じ症状、思い…なので
思わずコメントしてしまいました。
でもボクと決定的に違う点もあります。
>気長にやろうよ
不安・不満、それらを改善したい
でも気長にやろうよ、と前向きであること。
ボクといえばこの症状にすっかり振り回され
目に見えない手錠をかけられたかのように
自分の殻に閉じこもってしまっていました。
>気長にやろうよ
この言葉、すごく励まされました。
ボクも、そう思います。
今後も遊びに来させていただきますね。
では!
>じょなさん さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
拙い文ですが、少しでも参考になりましたら幸いです。
自分も、一時期くさくさしてしまいました。
ただ、どんな形にせよこの症状の影響と付き合っていくことを考えると、なんか開き直ってしまいました。
自分の汗ですし、嫌わずになかよくやっていきましょ~!