日本語って難しいよね、というエントリを書かせていただきます

普段よく使ってしまうけど、実は間違っている言葉ってあるよね。
その中でも敬語。難しい。自分もよく誤用するし、間違いが多い。
なによりいくつもの敬語を覚えておいて使い分けるのが面倒くさい。
その中でも、耳慣れている言葉といえば・・・「させていただきます」。

させていただきます、は誤用です

本日は私が常日頃から感じさせていただいている思いを書かせていただきたいと思います。
世の中の皆さんはなんでもかんでも「させていただく」をつければいいとおもっているのでは
ないかと疑問を投げかけさせていただきます。
朝は電車で「ダァを閉めさせていただきます」に始まり、会社に行けば「検討させていただきます」だの
「ご説明させていただきます」だの、家に帰ってメールチェックすれば通販会社から
「ご入金確認させていただき、商品を発送させていただきましたのでご連絡させていただきました」。

朝から晩まで「させていただく」の連続でもう私はうんざりさせていただきました。


させていただく症候群:アルファルファモザイク

自分も仕事中にお客さんと電話していると、「させていただきます」を連発している時がある。
なんでもへりくだって聞こえる気がするから、使いやすいんだよね。言葉遣いに気が回らなくなると、すぐ使っちゃう。

少し前にバイト敬語が問題になったが、それとはまた別らしい。「させていただきます」は結構昔から存在する誤用のようだ。

この表現がマスコミで問題にされ出したのは、二十数年前からだ。当時、金田一春彦と池田弥三郎が対談で、昔の商店は定休日には「本日休業」と書いた札を出したが、今は「定休日につき休業させていただきます」が多い、これは不要だ、と言っておられたのを思い出す。尊敬している相手に、例えば「お供をさせていただきます」という風に使うのは良いが、今は単に「する」という自分の行為にさせていただきますを使う。


欧日会員寄稿 日本語を考える 第11話「させていただきます」

二十数年もあるのか・・・
いまや企業などで多用されており、一般的な敬語として定着しているような気がしている。

致します、でいいんじゃないの?

「させていただきます」は、「する」をへりくだった表現として使われる。でも、「する」の謙譲語としては「致します」がすでに存在している。
なんで「させていただきます」なんて8文字もあるながったらしい余計な表現を追加したがるのだろうか?

なぜこの長たらしい表現が定着するほど使わられるようになったのかは知らないが、他の敬語に比べて、文の終わりにつけさすれば良いので、気安に使えるからかもしれない。


欧日会員寄稿 日本語を考える 第11話「させていただきます」

とりあえずくっつけておけばOKなのと、妙にへりくだって聞こえるから、というのが自分の意見。
「致します」より「させていただきます」の方がより自分を低めて相手を尊重しているようなイメージを持っている人は少なくないはず。

だが、相手への敬意を示す表現として「致します」で十分ではないだろうか?
自分の動作を低く表現し、相手を高める表現。これが相手に伝われば、言葉の役割は果たせる。
あとは言葉を発している人の心持ち次第だろう。過剰に表現する必要はない。

表現はシンプルがいいよね

自分はこの言い回しが嫌い。とりあえずへりくだっとけ的な投げやり感をたっぷり感じる。自分がそういう気持ちでこの言葉を発しているからかもしれないが。
「とりあえずあなたの意志を実現するという形で、この行動をするんですよ」、と相手に示している感じ。なんか卑屈すぎ。

特にビジネス面で顕著だが、日本人は相手に対して必要以上に卑屈になろうとする傾向がある。
もちろん謙虚は美徳だと思うが、必要以上にへりくだるのはを通り越して醜悪である。
だから自分も「させていただきます」を使わないようにしていく。

すっきりした言葉遣いと表現で、思いを伝えられれば十分。
ただ、そのためには敬語や日本語の表現を学び、シンプルな表現でも的確に思いを伝えられる能力がいる。
大変な努力が必要だし、一言一言にとてもエネルギーがいるようになる。
それは言葉を投げる相手への思いやりにも繋がるのではないか。画一的で過剰な謙譲表現より、よっぽど相手への敬意を示していると思う。

過剰な表現はやめて、シンプルな言葉で伝える。

何十年かかるかわからないけれど、常にこれを心に留めておきたい。

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  1. 1 natsu

    日本語の難しさは使い方もそうだけど、一番問題なのは相手が的確に理解してくれるかどうか、ってのが(o’ω`o)

    「させていただきます」って言われて「うむ!」って感じで喜んでくれるなら、相手によって言葉を使い分ける言語だしそういうのを喜ぶ人にはそれはそれでもいいんじゃないかななんて。

    正しく「いたします」っていって「そこは”させていただきます”だろう!」なんて訂正させる人は滅多にいないだろうとは思うけど。

    ああめんどくさい。

  2. 2 ごむ

    >おなつ
    >そういうのを喜ぶ人にはそれはそれでもいいんじゃないかななんて。
    結局、言葉を選ぶ基準は「正しいかどうか」よりも、「この言葉で相手がどんな気分になるか」だと思うんだよね。どんな表現が好まれるかは聞き手が持ってる「常識」にも多少依存する。
    だから間違いでもなんでも、自分の考えや思いを相手がもっとも理解してくれるであろう言葉を選択するのが一番。使いたくない言葉でも使った方がよい場面は多い。

    そういう意味では、上記のエントリは自分の理想の部分が多いな、と自分でも思う。
    全ての人がシンプルな表現を喜ぶわけではないし、自分が嫌いな表現を全く使わないで済むわけでもないから。

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